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お知らせ

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平成から令和へ 今、何が出来るのか

平成も残すところあと2週間となりました。

清々しい春の陽を浴びて、すべての人が穏やかに幸せを感じて生きて行ける世の中になって欲しいと想う今日この頃です。

「平成は災害の時代だった」とおっしゃっていた方がおられました。

確かに多くの災害を私たちは経験してきました。

東日本大震災、熊本地震・・・、私たちの新潟県でも中越地震、中越沖地震を経験してきました。

私自身も中越、中越沖の2つの災害を震源近くで経験し、被災地の悲惨な状況を目の当りにし、自然の猛威の前では人間はいかに無力なものかと痛感させられました。

東日本大震災も発生から8年が過ぎ、地元の方々以外の人々にとって、もしかしたら「もう終わったこと」になっているのではないでしょうか。

しかし、被災された方々にとっては全く違います。

まだ終わってはいないのです。

最近では被災地の状況や避難されている方々、放射線汚染の状況などの近況について殆ど報道されることも無くなってきていますが、未だに生まれ故郷に帰れず、他県で避難生活を続けておられる方々は全国に5万人超もおられます。

仮設住宅で暮らす方々も9万人もいらっしゃるのです。

もし、それが「自分の身に起きていることだったら、どんなに辛いものなのか」

もう一度考えてみませんか?

2週間後には令和への改元を迎えます。

10日間にも及ぶ超大型連休に日本中沸いています。

来年には東京オリンピック、パラリンピックが開催されます。

勿論、色々なイベントや娯楽、観光など多くの楽しみや幸福感を感じることは大切なことです。

でも、ほんの心の片隅にでも忘れないでいて下さい。

未だに生れ育った土地に、我が家に、災害以前の何も起きていなかった当たり前のあの日々に、戻れずにいる方々がおられることを。

同じ喜びや幸せを感じるのなら、みんなで感じられる方がどんなに良いか。

弊社 株式会社アットワンでも本当に微力ではありますが、何かお役に立てることは出来ないのかを、これからも考え、実行して行きたいと思います。